船舶免許の取得方法
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船舶免許取得方法
現行法では、船舶免許の取得方法として以下の3通りの方法があります。
- 民間のボート免許教室が行う講習会に参加した後、国家試験を受験して免許を取得する、国家試験受験コース。
- 国土交通省に登録されている教習機関(登録小型船舶教習所)で必要な教習時間を受講し、修了審査を経て免許を取得する、国家試験免除コース。
- ボート免許教室や登録小型船舶教習所に通うことなく、個人で勉強し受験することもできます。
いずれの方法も最終的には、国土交通大臣から小型船舶操縦士試験機関として指定を受けている、(財)日本海洋レジャー安全振興協会(以下、JMRA)が行う国家試験に合格しなければなりません。


船舶免許取得までの流れ
1.国家試験受験コース
このコースは、民間のボート免許教室に申し込みを行い、そこで開催される学科と実技の講習会を受講し、受講後は各自で問題集などを利用し受験勉強を行った後、国家試験を受験し合格すると船舶免許が取得出来るコースです。また、受験申請・免許申請もほとんどのボート免許教室が代行申請します。
学科・実技講習会へ参加!
お渡しする問題集でさらに受験勉強!
身体検査・学科試験受験
後日、 実技試験受験
*受験者が少ない場合は学科試験に引続いて実技試験が行われる場合があります。
身体検査・学科試験・実技試験全て合格!
船舶免許GET!!
2.国家試験免除コース
このコースは、国土交通省に登録されている小型船舶教習所に入校し、法律に定められたカリキュラムを履修し、国家試験と同じ内容の修了試験に合格すると履修修了となり、学科試験と実技試験が免除され船舶免許が取得出来るコースです。また、受験申請・免許申請は海事代理士等の代行業者がJMRA・海事事務所に申請します。
身体検査受験、法律に定められた規定時間の学科・実技教習に出席!
学科・実技終了審査受験
身体検査・学科試験・実技試験全て合格!
修了審査書類の内容をJMRAが再審査し、審査基準を満たしていれば、試験総合合格
船舶免許GET!!
3.「個人」で勉強
個人で勉強される方の学科試験は独学で頑張られても可能と思いますが、実技試験は難しい面があります。
独学で実技の受験勉強をする場合、ボートを所有する友人・知人がいて、試験内容について指導してくれる環境が必要です。それと注意しなければいけないのは、港内や大型船航路内で実技試験訓練を行う場合、国土交通省等関係機関に事前の届出が必要となります。
以上のことから、独学による受験を目指す方も、実技だけは免許教室で受講する方法を選ぶ方が多いようです。また、受験申請・免許申請はほとんどの場合、受験される個人でJMRA・海事事務所に申請しなければなりません。
学科・実技を個人で勉強
JMRAへ受験申請
身体検査、学科試験受験
後日、実技試験受験
*受験者が少ない場合は学科試験に引続いて実技試験が行われる場合があります。
身体検査・学科試験・実技試験全て合格!
海事事務所へ免許申請
船舶免許GET!!